株取引を始めるにあたっては、メリットや利益についてばかりを勉強するという人もいますが、投資ですから、リスクも伴います。
リスクについてもきちんと理解しておく必要がありますので、紹介しておきます。
株取り引きのリスクとしては、色々なジャンルに分けることができます。
ひとつ目は、値下がった場合のリスク、二つ目は、流動性のリスク、そして三つ目は、倒産をしたときのリスクです。
これら三つのリスクについて、しっかりと理解しておくことで、株投資のリスク管理ができることにつながります。
一つ目の、値下がった場合のリスクというのは、株を買ったときの値段よりも、現時点の株の値段が下がった場合には、100円で買った株が例えば50円になってしまえば、半額になるわけですから、損をするというリスクがあります。
そして二つ目のリスクとしては、株を現金化する際のリスクがあります。
株はいくら利益が出ていても、売って初めて現金として手元に入るわけですから、株券の現金化には売り注文を出すことができなければ意味がないのです。
取引があまりないような銘柄を選んでいる場合には、自分が思っている以上に安い値段で売らなければならないということもありますので、注意しましょう。
そして三つ目のリスクとして、倒産するリスクがあります。
株を発行している会社が、万が一倒産するということになれば、株の価値は1円にもなりませんから、倒産のリスクがある可能性の会社の株は選ばないことが、リスクを避けることにつながります。