株の取り引きの際にチャートを利用して色々と分析する人も多いと思いますが、チャートよりも大切なものがあります。それは板と呼ばれているのですが、この板というのは、とても役に立ちます。板とは何かというと、株のそれぞれの銘柄の売買の注文状況が表示されている機能のことですが、リアルタイムでわかりますから、とても便利です。板はどこで見ればいいのかというと、証券会社のインターネットのサイトでもチェックすることが出来ます。証券会社によっては、リアルタイムで表示できる専用の板を表示させるツールなどもありますので、それを見ればリアルタイムに株の取り引き状況がわかるので便利です。
板を参考にする場合の注意点としては、見せ板と呼ばれるものがあります。それは買う気はほとんどないのに、売る気がほとんどないのに、注文を出して株取り引きをしている人たちの板に表示させてだますという手口です。買う気がないというのに買い注文を大量に入れれば、他の株主も、安心して株を買いますよね。かと思えば、買い注文を引っ込めてしまうという手口で、そんな中で不安に思った人は売り出しを行いますから、株の価値がさらに下がってしまいます。これは市場を混乱させることになりかねません。機関投資家やプロの投資家たちが、一般の投資家をだまそうとしている見せ板と呼ばれる手口ですから、見せ板に引っ掛からないように注意しなければいけないというのも特徴の一つとして挙げられます。
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