売り注文

株の売り注文は買い注文と同じ方法で行います。

買い注文を行う手順を、売り注文に変えればいいだけなので、それほど難しいこともありません。

株を買う場合には、買う株の銘柄と株数と、株の有効期間を決めました。

売る際も同じです。

売る銘柄と売る株の数、そして注文の有効期間をまずは決めていきます。

株を売るわけなので、株の銘柄はすでに確定していますし、株の数は全部売ってしまわなくても、複数単元保有している場合には、半分売ってもいいですし、3分の1残してもいいですし、自由に自分でその場の価格で判断して売ることが可能です。

株を売る際の注文の仕方は成行注文がいいでしょう。

特に、初心者が株取り引きで初めて株を売るという場合には、ほとんどが株の値段が下がったために売ることが多いと思います。

ちょっとでも高く売りたいと思って、指値注文をしていると、さらに株の値段が下がってしまうこともあり、結局成行注文以下のかなり低い値段で、株を売ることになってしまうケースもあります。

ですから、初心者で、売買の取引にまだ慣れていないという場合には、まずは成行注文から始めて売る方がいいでしょう。

成行注文の売りの場合には、注文の有効期間は決めなくてもいいので、何の株をどれだけ売るのかだけを考えておけばいいということになります。

株の売り方は買い方とほとんど同じですから、タイミングさえしっかりしておけば、それほど難しいこともありません。

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