株の確定申告の方法は初心者にとっては分からない人も多いと思います。
株で利益を出した場合には確定申告を行わなければいけないことになっています。
株の投資で利益を出す場合の税金の計算は、申告分離課税という税金の方式をとっています。
申告分離課税というのは株を売った際に得た利益の課税額を給料収入と分けてそれだけで計算をする方法のことを言います。
株の投資で売却の利益が出た場合には、その利益の10パーセントが確定申告しなければいけない額ということになります。
この10パーセントの中には、所得税が7パーセント含まれていますし、地方税が3パーセント含まれています。
サラリーマンは普段確定申告を行わないことが一般的ですが、年末調整時に税金関する処理を行います。
年収が2000万円以下のサラリーマンの場合には、200,000円以下の株の利益が出た場合には、特に確定申告をしなくてもいいことになっているのですが、株の利益が200,000円以上になったという場合には、確定申告をしなければいけないことになっています。
では株で損をしてしまった場合には、確定申告についてはどうなるのかというと、損を出している場合には3年繰越控除が可能になります。
例にしてあげてみると、本年度50万円損を出した場合には、来年から3年間は、売却利益が出た場合にお金が50万円以内の場合には確定申告を受けなくてもいいことになるのです。
株で損が出た場合には、確定申告で還付してもらえますので、どちらの場合にしても確定申告をする必要があります。