株の信用取引

株の信用取引とは何なのでしょうか。まず株の取引というのは、現物取引と信用取引に分けられています。現物取引というのは、証券会社の口座にお金を入れた金額だけ株を購入することが出来るという一般的な普通の取引です。現物取引をしている人の方が多いのですが、株の信用取引というのは、証券会社に入れているお金の金額の3倍もの額の株の購入が可能になります。100万円資金を預けている場合には300万円まで株を購入可能になります。信用取引は資金の余裕がない時や、どうしても株を今のタイミングで買いたいと思っている場合に便利に使うことが出来ます。
信用取引はまた、売り注文から入れます。売り注文から入れるということは、普通の株を買って、その株の値段が上がったら利益を出すことになるのですが、株の値段が下がるとわかっているときには、ある株価で打って、株価が下がったところでまた買うことで利益を出すことが出来ます。12万円の株を信用取引で売りから入って、11万円で買い戻した場合には1万円得をするという計算ですね。
株の信用取引は、相場が下がった場合でも、利益を出せますし、もちろん相場が上がっても利益を出すことが出来るということになるのです。株の信用取引は、証券会社で信用口座を作ります。そして委託保証金を積み立てている投資家から注文を受けて、買い注文なら、そのお金を調達して化してくれます。投資家は証券会社から借金をしている形になるので、買った株を売るまでの間の時期は証券会社に金利手数料を支払う必要があります。