株の配当とは、株主が、株式を発行している会社から受け取ることが出来る利益のことであるのです。
株の配当は現金で受け取るということが一般的なのであるのですが、実際には現金以外に現物で株の配当を受け取ってもいいことになっているのです。
株を発行している会社の利益が高かったからと言って、絶対に配当を株主に払わないといけないと決められているわけではないのです。
配当をするときには会社法の規定によって、配当可能利益を計算して、その出た金額の範囲内で株主に配当することになります。
株の配当には違法な配当もあるのです。
蛸配当と呼ばれているのですが、聞いたことはありますか?
蛸配当というのは会社が配当可能利益以上の配当を株主に渡すことです。
なぜ蛸配当と呼ばれているのかというと、蛸が食べ物がないので自分の足を食べているということから由来して、名前が付けられているのですが、これは違法配当であるのです。
もしも株主に違法配当をした時には5年以下の懲役や500万円以下の罰金になりますから注意しましょう。
株の配当はあるところとないところがあるのですから理解しておきましょう。
株主になればその時の会社の利益によって配当をもらうことが出来るのであるのですが、一般的には中間配当と期末配当の年に2回配当がおこなわれます。
株の配当金は四季報や会社情報などにえ記載されていますが、1株配という単位になっているのです。
1株当たりいくらの配当金という形で、保有している株数に応じて配当金も変わってきます。